AAIC Investment

世界有数の製薬大手 Boehringer Ingelheim 主催「Making More Health Together 2026」にて、ケニア法人代表の石田が登壇

2026年10月30日



2026年9月28日・29日の2日間、ドイツ・インゲルハイムの Boehringer Ingelheim 本社キャンパスにて、同社が主催するヘルスケア分野の国際カンファレンス「Making More Health Together 2026」が開催され、AAIC ケニア法人代表の石田宏樹が投資家向けセッションに登壇しました。

Boehringer Ingelheim は1885年創業、2025年の世界製薬企業売上ランキングで16位に位置する、家族経営としては世界最大級の製薬企業です。本カンファレンスは、同社が社会起業家支援の世界的ネットワークである Ashoka と共同で2010年から展開するイニシアティブ「Making More Health(MMH)」の年次会合であり、同社はこの枠組みのもと、新興国で医療アクセスの改善に取り組む社会的企業に対して融資などの資金提供と事業面での伴走支援を行っています。会議には、アフリカ・中南米を中心とした新興国のヘルスケアに携わる社会起業家、スタートアップ、インパクト投資家、NGO、国際機関などが一堂に会しました。



【写真1】Boehringer Ingelheim 本社キャンパスでの全体セッションの様子



投資家向けセッション「Secret sauce for excellent investments」に登壇

【写真2/サムネイル用】Investors Track「Secret sauce for excellent investments」セッションにて(左から Andrew Gwadiva 氏〈Boehringer Ingelheim〉、Shiela Birungi 氏〈Impacc〉、石田、Jordan Filko 氏〈AfricInvest〉、Stewart Langdon 氏〈LeapFrog Investments〉)

2日目(9月29日)には、招待制・非公開で行われた Investors Track の投資家向けマスタークラス「Behind Great Deals: Secret Sauce for Excellent Investments」に、アフリカのヘルスケア投資家の一人として石田が登壇しました。モデレーターは Boehringer Ingelheim の Andrew Gwadiva 氏が務め、パネリストには石田のほか、新興国のヘルスケア・金融分野を対象とする世界最大級のインパクト投資ファンド LeapFrog Investments(2024年に10億ドル超の第4号ファンドを組成し、日本からは三井住友信託銀行が出資)のパートナーである Stewart Langdon 氏、アフリカ最大級のプライベート・エクイティ運用会社 AfricInvest の Jordan Filko 氏らが参加しました。

セッションでは、各投資家がそれぞれの投資実績とエグジット事例を紹介した後、「投資プロセスと判断」「優良案件のシグナルとレッドフラッグ」「新興国ヘルスケアにおける投資ストラクチャーと投資手法」の3つのテーマについて議論しました。石田からは、投資時点でのエグジット仮説(誰が、なぜこの会社を買うのか)を重視していること、他地域で成功したモデルを現地の前提条件を検証せずに持ち込む案件には慎重であること、日本の事業会社・製薬企業を事業パートナーや共同投資家として紹介する「日本との橋渡し」を投資後の付加価値として提供していることなどを共有しました。

投資先 BIMA が Boehringer Ingelheim から融資を受け、本会議で表彰

また、本会議には AAIC の投資先である BIMA から CFO の Michelle 氏が招待されました。

BIMA は2026年、Boehringer Ingelheim の社会的企業向け融資プログラム(Boehringer Ingelheim Social Engagements)から融資を受けており、本会議ではその新たな支援先企業として紹介・表彰されました。

【写真3】本会議で紹介された支援先企業・登壇者らと(前列左から4番目が BIMA CFO の Michelle 氏)

BIMA は、モバイルを通じて低所得層向けの健康保険と遠隔医療サービスを提供するヘルステック企業で、ガーナで同国初の遠隔医療事業者ライセンスを取得したのち、現在はガーナ、タンザニアに加え、パキスタン、バングラデシュ、スリランカ、カンボジアの計6か国で事業を展開し、700万人超のアクティブユーザーを有しています。保険会社や通信事業者と提携し、月額数ドル程度の保険料で診療相談や入院保障を提供するモデルで、従来の保険にアクセスできなかった層に医療へのアクセスを広げています。AAIC は2024年10月、2号ファンド(Africa Innovation & Healthcare Fund)を通じて同社に投資しており、LeapFrog Investments とは同社の共同株主でもあります。

【参考】AAIC投資先一覧:投資先概要 | AAIC Investment

Boehringer Ingelheim からの融資と連携により、BIMA は製薬企業の資金・知見・ネットワークを活用した事業拡大が期待されます。AAIC としても、投資先企業がグローバルな事業会社と連携してスケールする好事例として、引き続き支援してまいります。


イベント概要

  1. 名称:Making More Health Together 2026
  2. 日程:2026年9月28日(月)・29日(火)
  3. 会場:Boehringer Ingelheim 本社キャンパス(ドイツ・インゲルハイム・アム・ライン)
  4. 主催:Making More Health(Boehringer Ingelheim × Ashoka)
  5. 公式サイト:https://mmhtogether.com

本件に関するお問い合わせ

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