2025年11月4〜6日、アフリカを中心とした新興国におけるヘルスケア関係者が世界中から集まる「Making More Health Together 2025(MMH Together 2025)」が、ドイツ・インゲルハイムにある製薬大手 Boehringer Ingelheim のキャンパスで開催されました。イベント冒頭では、会長兼最高経営責任者の Hubertus von Baumbach 氏 らが登壇しました。同イベントには、世界中から起業家や投資家を含む600人以上のヘルスケアエコシステム関係者が参加し、3日間にわたって議論やネットワーキングが行われました。
弊社ケニア法人代表の石田は「Investors Day」のセッションにて、設立以来USD2bnを調達しているAfricInvest, Philips Foundationらと、アフリカにおけるヘルスケア分野への投資家として登壇しました。
また、「Building the first healthcare unicorn in Africa」のセッションでは、累計USD29.5mnを調達しているヘルスケア/日用品流通プラットフォーム Kasha Global の創業者 Joanna氏、USD8.2bnを運用するBritish International InitiativeのFatima氏とともに登壇。
石田は、アフリカ × ヘルスケアにおける以下のようなチャレンジと可能性について、パネル参加者と議論を交わしました。チャレンジとしては「欧米と比較した際の資金供給量の限界」、「国をまたいだ規制・ライセンス制度の複雑さ」、「人材不足」など。それらを踏まえ、アフリカ11年の投資経験に基づき、以下のような考えを共有しました。
・M&A を活用したスピード感あるスケールアップの重要性。加えて、2010年代からアフリカスタートアップエコシステムが成長し、買収対象となるスタートアップ(継続性のある事業)が増加している現状
・個別では大手ファンドからの資金調達に至らないような小規模スタートアップでも、組み合わせることでまとまった資金供給を実現でき、また M&A を通じて被買収側にも短期・中長期的にexit の機会を提供。これにより、アフリカのエコシステム全体で課題となっているexitに対するソリューションにも資すること
詳細は下記リンクよりご確認頂けます。
https://www.mmhtogether.com/a-look-at-2025


(記事より転載)










